不安が増加する会話

A: なんか最近、ちょっと疲れてるんじゃない?
B: あぁ、そうなんだよね。ちょっと眠れなくてさ。
A: 何か悩み事でもあるの?相談なら乗るけど。
B: いやー……いろいろ悩んじゃっててさ。
お金のこともそうだし、これから先のことも。
あとは親の体調が悪くて、もし介護が必要になったらどうしようとか……。
とにかく、いろんなことが重なって悩んじゃってるんだよね。
1つじゃないから、なかなか解決できなくてさ。
A: なるほどね。その中でも、一番気になってることって何かある?
B: まぁあるよ。やっぱり一番はお金のことかな。
今の仕事、ずっと続けるのもどうかなって思ってて。
もう少しお金貯めてから転職するつもりだったんだけど、
何かと出費がかさんじゃって、全然貯まらないんだよね。
A: そっか。お金って不安の要素、大きいよね。
B: そうなんだよ。
それに親の介護のこともあって……。
お母さんのほうなんだけど、もともとの持病がちょっと最近悪化しててさ。
もし介護が必要になったら、親父は早くに亡くなってるから、
自分がやるしかないんだよね。
それもまた心配でさ。
A: なるほど……いろいろ重なって、悩みやすい状況なんだね。
B: そうなんだよ。こういうときって、どうしたらいいんだろうね。
A: うーん……自分も悩みあるから、、次々と心配なことが出てくるよね。

解説

共感力の高い人は、友達の話を受けて自分も不安になってくることがあります

今まで特に考えなかったことも、不安の連鎖が起こります

悩み自体は悪いものではありませんし、人は生きるために常に良くなろうとする性質がありますので、何とか解決して次のステップに進もうとする本能であるとも言えますね


ただどうしても悩みが頭から離れない時は、皆さんはどのように対応するでしょうか?
私もとても悩んで眠れないこともあったのですが、人間の忘れる力は偉大で、今は何を悩んでいたかも思い出すことができません
たいした悩みじゃなかったとも捉えることができますが、その時は、本当に悩んでいたのです
悩みと睡眠は密接に関係してくるので、悩みが深いと眠れなくなることもあります


では、どのようにして悩みから自分を切り離していくか?
いくつかやり方はあるとは思うのですが


1つは極限の状態を作ることです。
例えばサウナで高温の中に身を置くと悩みを考えることよりも生きることを優先しますので、呼吸や発汗に意識が向きます。その後水風呂に入ったときには、ほとんどの人は悩んでることを考える事は難しいと思います
自分の身体を日常と違う心拍数の状況に追い込むと、そもそも悩みよりも生命維持装置の方が強いので考えることができませんよね

最近サウナで整うと言う言葉を聞きますが、結局のところ無理矢理瞑想状態に入ることになりますので、そのような結果が得られるということだと思います

同じように少しきつめの山登りをするとか、心拍数が高まる位のランニングや水泳なども同じ効果を発揮します
やりすぎには要注意ですが、その後の睡眠もスムーズに入ることができるので、思い悩んだ時は心拍数を上げるのは1つ手かと思います

その他には没頭できることが良いと考えられます
これは人それぞれなので、お花を生ける、コーヒーを入れる、本を読む、映画を見るなどなど
あなたに合った没頭できる行動をいくつかピックアップしておいて、その行動を行う

好きな事は集中という瞑想状態と同じになりますので、気持ちが整っていきます

今回の会話シーンでは、Aさんは初めBさんの話を聞く側にありましたが、どんどんと共感力を発揮して自分も悩んでいると言う状況に追い込まれています

会話のポイントとしては相手の悩んでいることを共感しつつも俯瞰する
そして具体的に何が悩みの原因かを突き止めていくと言う手順ができると素晴らしいと思います

途中のどんなところに悩みがあるのかと聞いているところはとても良いのですが、その後もう少し細かく分解できるとさらに良かったかもしれません

親子関係などでも親の悩みを聞いたり、子供の悩みを聞いたりすることがあると思います

親子の悩みは密接で、同じことを何度も聞かされると言うことがあるので、どうしても雑な対応になりがちです

ただそこは、周囲にいる人をまずは大切にする原理原則を思い出して、同じことを言っているなと思っても、立ち止まって、細かく分解してあげて、本人が言葉にすると浄化作用がありますので、少しはその人の役に立っているのだと自分を褒めてあげてください

身近な人の悩みを聞いて、一緒に悩みを良い方向に持っていけますように


ここでFさんに質問、悩みが深くて困っている方が専門機関への相談タイミングって具体的に何かありますか?

F
今回は不安になって眠れないというお話をされているのですね。一時的であれば誰にでも起こりうることで、学業やお仕事・家事など日常生活に支障もなく元気に活動できているようなら心配しすぎる必要はありません。身近な信頼できる人に聴いてもらい安心する、周囲と協力して不安事の具体的解決の道筋を立てる、リフレッシュやセルフケアで落ち着きを取り戻せることもあるでしょう。

反対に、この方が、些細な事がすぐに不安に感じ心配事が浮かぶような日が多くなった、落ち着かなかったり苛々したりする、仕事に集中できずミスが増えパフォーマンスや意欲が落ちた、気分の浮き沈みが大きく感情が不安定など日常生活に支障がある場合や、長期間不眠が続いていたり眠れない日が週3日以上あったりする、倦怠感がとれない、日中も眠気が生じるなどのときは要注意です。ネガティブな感情は脳の扁桃体という交感神経や自律神経に関わる部分と大きく関係しており、ますます眠れないしますます不安になるといった悪循環が起こりがちです。専門家に相談することで不安が和らぐ、適切な治療法・対処法が見いだせることも多くありますので、受診や相談をすすめられるとよいでしょうね

M
不安に関して一番の問題は行動しなくなることだと考えています。恐怖と不安の違いについては改めて、コンテンツにしたいと思います。もし、あなたが不安ならば、最近の行動を振り返ってみてください。人生の本質の行動が減っているなら、今回のコンテンツは重要ですので見返してくださいね。