ユーモア

M
今回のテーマは、『ユーモア』について対話していきます。私は場を和ませるためのユーモアを言葉で表現することがあります。ストレス解消にも役立つので、職場の雰囲気を支える大切な要素だと考えています。Fさんはユーモアについて、どのようにお考えでしょうか。自由にお考えをお聞かせください。

F
同感です。ユーモアは空気を柔らかくして場を和ませることに役立つと感じます。わたしはユーモアのセンスがある人にある種の憧れをもっています。モノマネが上手な人とか、鋭く面白い一言が言える人です。昔からどうしたら面白い人になれるのかなと観察し続けていたのですが、あまりにセンスがないため別の方向になりました。
Mさんはユーモアが溢れていると思いますが、どのようなプロセスで言葉で表現されているのですか?練習をされたりするのですか?

M
Fさんは十分面白いと感じていますよ。これも解釈の違いかもしれませんが、Fさんは日常に起こる笑えた話を上手に伝えてくださるのでお話しするのが楽しみです。先日の警報の話などは腹を抱えて笑いました。今度コンテンツにして欲しいくらいです。
私はユーモアの練習はしていませんが、幼い頃から漫才やコント、落語などを見るのは好きだったので思考回路に笑いがあるのかもしれません。ですから状況に合わせて言葉が出てくるように感じます。ただ、笑わせたい場面で笑わせる技術は練習中かもしれません。
人はそれぞれユーモアの表現方法が違いますよね。表情や言葉、動作、タイミング、それらを組み合わせる場合などユーモアを考えると中々奥深いですね。

F
ありがとうございます。表現方法として、表情や思考するユーモアよりも、日常の出来事から面白さを見出すほうが無理がないのかもしれません。盛大にすべったりぽかんとされるような失敗が山ほどあったので、あまり狙って考えすぎないようにしています。
Mさんは、幼いころから笑いの機会にたくさん触れる体験があったことも繋がっていそうですね。絶妙なタイミングでユーモアを交えながら本質に戻すのは、ある種の技術のように感じています。
職場の雰囲気を支える大切な要素とおっしゃっていましたが、チームの中での余裕にも繋がると思いませんか。笑いが入ることにより、体の力が抜けて息が抜ける一瞬が生まれますよね。

M
確かに、笑いがあると職場の雰囲気がパッと和らぎますよね。実は今、私の職場でも予想外の出来事が次々と起きていて、全体的な疲労感やエネルギーの低下を感じています。だからこそ、朝はあえて大きな声で挨拶をしたり、早い時間帯にユーモアを交えた会話をしたりして、職場全体のエネルギーレベルを保つように心がけています。
また、ユーモアには「相手が話を聞こうとする姿勢を引き出す」効果もあると思っています。人は誰しも「楽しみたい」という欲求を持っているので、「この人と話すと楽しい」と思ってもらえると、自然と耳を傾けてくれるように感じています。
ちなみに私の中でのユーモアのコツは「ギャップを作ること」です。会話の流れにあえて逆らうようなことを言ってみたり、本題と全く関係ない話から入ってみたりして、相手の興味を惹きつけようとしています。こうして種明かしをすると、なんだか計算高くて腹黒い感じがしますね(笑)。赤裸々に語ってしまいましたが、もちろん盛大にスベった経験も数知れずあるので、ユーモアには場数も大切ですね。


F
確かにユーモアのある人は話していて楽しいですし、人の気持ちが集まりやすいですね。ギャップを作るという種明かしに深く納得です。思考の回転が速い人ならではの技かなとも思いますが、会話の流れを読んであえて外すことで、確かに話を聴きたいという姿勢になります。その場の会話が素材なので、人を傷つけないユーモアということもいいなと思いました。
反対に、コンディションが上がらない日というのも当然あるかと思いますが、ユーモアはどうするんですか?封印されるのか、あるいは別の形になることもあるのでしょうか?


M
私自身について言えば、コンディションが上がらない日は、意図せずユーモアが「封印」されてしまう気がします。例えば風邪気味の時などは、そもそも頭の回転が鈍ってしまうため、会話にユーモアを挟む絶妙なタイミングを逃してしまうのです。笑いはタイミングが命だからこそ、日々の良好なコンディションの上に成り立っているのだと気付かされました。
結局のところ、毎日のコンディションをいかに維持するかの方が大切ですね。エネルギーが高ければポジティブな意見も出やすくなりますし、些細なアクシデントも笑いに変える余裕が生まれます。
今回は「ユーモア」をテーマにお話ししてきましたが、最終的な着地点は「ユーモアを生かすには、やっぱり日々のコンディションが大切」という結論に至りました。読者の皆様も、毎日の健康を土台にして日常にちょっと笑える状況を作り、人間関係をより円滑にしていけるよう願っております。