“あなたの悩みが社会をよくする”

この言葉には、悩みを「なくすべきもの」ではなく、社会をより良くする可能性を持つものとして捉える、力強いメッセージが込められていると感じました。

現代は、悩みをできるだけ早く解消し、できれば存在しないものにしたいと考えやすい時代です。まるで、悩みをもつ自分が未熟であるかのように、自分以外の人はだれも悩んでいないかのように錯覚させられます。

けれども、悩みに向き合い、その意味を考え続けることは、自分自身を深く理解するだけでなく、他者や社会へのまなざしを育て、新たな発見をすることにもつながります。だからこそ、「悩みが社会を良くする」という価値観には、大きな意義があると感じたのです。

私自身も、さまざまな悩みを抱えながら歩んできました。また、悩みを抱える方と対話を重ね、ともに考えることを仕事としてきた経験からも、悩みには人を成長させ、新たな意味や可能性を生み出す力があると実感しています。

FMC相談室は、お互いに本業を持ちながらも、対話を重ね、一つひとつの原稿を確認し、丁寧に積み上げてきました。今では毎日100名近く、多い日には150名を超える方々に読んでいただき、静かにこの場を支えていただいています。

皆さまとのご縁に、心から感謝しています。

100本のコンテンツをふりかえると、そこには実にさまざまな悩みがあります。

それらは私たち自身が人生の中で向き合ってきた悩みの種から生まれたものでもあり、その経験から意味を見出し、自分たちの力へと変えてきた歩みでもあります。

そして、その歩みが、読んでくださる皆さまが立ち止まり考えるきっかけとなっていれば、これほど嬉しいことはありません。

FMC相談室のサイトは、元SEのMさんがプログラムを担当し、私がデザインを担当して創り上げました。

デザインは、カラーユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、色覚の多様性や視認性を考えながら、できるだけ多くの方にとって見やすく、親しみやすいサイトづくりを心がけています。

書体はCanvaのUDフォントを採用 英字や漢字の見やすさをチェックしました
アプリ「色のシュミレータ」(無料) 様々な色の見え方を体験できます どれも綺麗 

アイキャッチ画像は主にCanvaを用いて制作し、Google開発の圧縮ツールSquooshを使用しWebP形式に変換、50KB程度に圧縮してのせています。

一つひとつのコンテンツの世界観を表現できるよう楽しみながら作ってきました。

最近では写真を用いることが増えてきていますが、その多くは私たち自身が撮影した自然の風景です。

空や海、木々や花など、日々の自然には、私たちが世界とつながっていることを思い出させてくれる力があります。特別な出来事がなくても、身近な自然や命のエネルギーに目を向け感じることで、日常が大きなものに包まれ開かれていく。そんな感覚も、このウェブサイトを通してお届けできたらと思っています。

これからも、一人ひとりの悩みに丁寧に耳を傾け、その中にある意味や可能性を一緒に考え続ける場でありたいと思います。

そして、それぞれの小さな積み重ねが、人生や社会のあたたかい光となることを願っています。 (F)